2016年3月29日火曜日

【メディア掲載】シリア和平ネットワーク 「尽力を」 支援団体、外務審議官に提言書/三重(3/23、毎日新聞)

2016年G7サミット市民社会プラットフォームの参加団体である「シリア和平ネットワーク」の提言書や市民社会プラットフォームについて、3月23日付けの毎日新聞に掲載されました。

【毎日新聞 2016年3月23日 伊賀版】
http://mainichi.jp/articles/20160323/ddl/k24/040/264000c

以下、全文を引用します。

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シリア和平ネットワーク
「尽力を」 支援団体、外務審議官に提言書 /三重

毎日新聞 2016年3月23日 地方版 社会一般

 伊勢志摩サミットの議長国・日本が中東シリアの紛争終結を主要7カ国(G7)に働き掛けてほしいと、支援団体「シリア和平ネットワーク」が22日、和平の提言書をまとめ、京都市で長嶺安政・外務審議官に提出した。

 同ネットは、日本国際ボランティアセンター(東京都)や「サダーカ」(横浜市)など26団体で昨年12月に結成。さらに同ネットは、国内の非政府組織(NGO)が連携してサミットに向けて政策提言する「G7サミット市民社会プラットフォーム」(58団体)にも加盟し、今回の提言書もプラットフォームを通じて提出した。

 この日、京都市であったプラットフォームの会議でシリアについて議論し、4点から成る提言書をまとめた。

 それによると(1)議長国として各国首脳に利害を超えて和平を呼び掛ける(2)内戦負傷者をはじめ、政府・反政府の垣根を越えた国民間の信頼構築(3)自由に発言できないシリア人と日本人の有識者同士の対話の場の設置(4)シリア人支援の団体と日本政府の対話の促進。会議に参加した日本在住でシリア国籍のファーディーさん(36)は「米国、ロシアと異なり日本は中立的な立場のため、シリア人は信頼している」と期待。シリアの隣国ヨルダンで支援する「サダーカ」の田村雅文代表(36)は「シリア人の願いは紛争の停止と、故郷に帰り、再び家族と共に住むこと」と訴える。サダーカを通じてシリアを支援し、同国を訪れた女子サッカー「伊賀FCくノ一」コーチ、林一章さん(39)=津市=は「内戦終結と、シリアで拘束されたとの情報があるジャーナリストの安田純平さんの早期解放も願っている」と語った。【鶴見泰寿】

〔伊賀版〕
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また、「Civil G7対話」を取材された別の記者からは、以下のコメントが寄せられました。

シリア人の方に取材をしたところ「紛争後の祖国を再建するため、隣国にとどまっている難民の支援に力を入れてほしい」と強く訴えていました。彼らの声をしっかり届けたいと思います。


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