4/6(水)のNHKニュースにて、2016年G7サミット市民社会プラットフォームの呼びかけ団体であるピースボートが広島G7外務省大臣会合に向けて行なっている活動について取り上げられています。
映像は一定期間、以下のリンク先からご覧いただけます。
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20160406/4236161.html
以下、全文を引用します。
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外相会合前に軍事費の削減訴え
NHKニュース 2016年04月06日 12時47分
G7=主要7か国の外相会合が10日から開かれるのを前に、広島市で世界各国の青年たちが世界で増加している軍事費の削減を訴えました。
このアピールは10日、広島市でG7外相会合が開かれるのを前に東京のNGO「ピースボート」が行ったもので、広島市南区の広島港には広島の被爆者のほか、インドやスリランカなど7か国の13人が参加しました。
参加した人たちは、「お金を武器から人へ」と書かれた横断幕を掲げ、「公的なお金を軍事から人道支援や開発、それに平和や軍縮に向けた取り組みのために振り向けるべきだ」などとする声明文を発表しました。
世界の軍事情勢を分析しているスウェーデンの「ストックホルム国際平和研究所」が5日、公表した報告書によりますと、去年の世界の軍事費の合計は1兆6760億ドル、日本円にしておよそ186兆円と4年ぶりに増加に転じたということです。
6歳の時に広島で被爆した小谷孝子さん(77)は、「戦争で核兵器が使われればたった数発で日本中がだめになってしまう。武器ではなく子どもたちの教育にお金を使ってほしい」と話していました。
「ピースボート」の川崎哲(47)さんは、「広島で行われる外相会合で核兵器を禁止する流れを作り世界全体の非軍事化に結びつけてほしい」と話していました。