▼市民の伊勢志摩サミット始まる
2016年5月23日 12時27分
NHK 東海NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160523/5895261.html
伊勢志摩サミットを前に、全国のNPOやNGOが集まり、世界のさまざまな課題を議論し、政策提言につなげようという「市民の伊勢志摩サミット」が23日から三重県四日市市で始まりました。
この会合は、伊勢志摩サミットが開かれる三重県に全国からおよそ100のNPOやNGOなどが集まって難民や環境、開発など世界のさまざまな課題を話し合うもので、開会式にはおよそ250人が出席しました。
はじめに主催者を代表して、名古屋で活動するNPOの西井和裕さんが、「サミットでのG7の決定は世界中に影響を及ぼすので、市民どうしも議論して提言を出すことに意義がある」とあいさつしました。
この市民サミットは23日と24日で、15の分科会に分かれて議論を行ったうえで政策提言をまとめ、25日、伊勢志摩サミットの国際メディアセンターで、世界各国から集まった報道関係者に発表することにしています。
主催者の1人で、三重県で活動するNPOの松井真理子さんは、「普段は地域の課題解決に取り組んでいる市民団体が、世界の課題とつながっていることを、サミットをきっかけに気づいてほしい」と話していました。