▼四日市でも「サミット」 世界の課題に市民目線
2016年5月24日(火) 伊勢新聞
【「災害」をテーマにした分科会であったパネルディスカッション=四日市市安島の「じばさん三重」で】(撮影:伊勢新聞)
【四日市】伊勢志摩サミットを前に、市民目線で世界の課題について話し合う「市民の伊勢志摩サミット」が二十三日、四日市市安島の「じばさん三重」で始まった。
全国の非政府組織(NGO)などでつくる「2016年G7サミット市民社会プラットフォーム」と、東海地方の市民団体でつくる「東海『市民サミット』ネットワーク」の主催。
二日間の日程で、環境、平和、シリア難民、地域間格差など十五のテーマの分科会を開き、全国や海外のNPO、NGOの関係者のほか一般市民も集い、市民の立場で議論した内容を提言としてまとめる。
最後に政策提言の文書を採択し、国内外から伊勢志摩サミットの取材に来る報道関係者の取材拠点となる国際メディアセンター(伊勢市、県営サンアリーナ)で発表する予定。
初日は十のテーマの分科会があり、「災害」をテーマにした分科会では、パネルディスカッションなどの後に、参加者が活発に意見を交した。
二十四日も五のテーマの分科会を開くほか、宣言文の採択などがある。