2016.5.24 産経新聞
http://www.sankei.com/photo/daily/news/160524/dly1605240024-n1.html
伊勢志摩サミット開催に合わせ集まった国内外のNPOや非政府組織(NGO)メンバーらが、三重県四日市市で開いた「市民の伊勢志摩サミット」は24日、世界が直面している問題の話し合いを生かし「自治体、国、国際機関に対して政策提言活動を継続し、市民協働による政策作りを進める」といった宣言を採択、閉幕した。
市民サミットは23日から開かれ、環境や平和、移民・難民、子どもの貧困などをテーマとした分科会で議論し、24日の全体会で成果を報告した。
報告では、シリア難民分科会を主催した支援団体「サダーカ」の森野謙さんが「日本はシリア紛争について利害がないので、中立的な立場で和平を主導できる」と指摘。分科会として、シリア人難民らが自国の未来を話し合うフォーラムを日本政府が主催し、成果を発信するよう求める提言をした。
閉幕後、記念写真に納まる市民サミット参加者=24日午後、三重県四日市市(撮影:産経新聞)