2016年5月26日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160526/ddl/k24/010/129000c
国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に向け、サミット参加国が指導力を発揮することに願いを込め、NGO関係者が25日、国際メディアセンター周辺で17人18脚のパフォーマンスを披露した。
SDGsは「貧困撲滅」や「質の高い教育」など17の目標からなり、2030年までの達成を目指す。目標を一つずつ掲げた17人が肩を組んで進むことで、主要7カ国(G7)に「全ての目標達成に協力して取り組んで」というメッセージを込めた。
17人は無事にゴール。「気候変動対策」を背負った「FoEアメリカ」のケイト・デアンジェリスさん(31)は「G7は対策を前進させて」。「安全な水と衛生」を掲げた「ウオーター・エイド・ジャパン」事務局長の高橋郁さん(39)は「世界では3人に1人が適切なトイレを使えていない」と訴えた。【町田結子】
〔三重版〕
17人18脚のパフォーマンスを披露するNGOメンバーら=伊勢市で(撮影:毎日新聞)